クラウドファンディングサイトを本格始動　アイフリーク モバイル

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エンタメ関連の知的財産を活用

モバイルコンテンツ事業などの㈱アイフリーク モバイル（福岡市博多区博多駅前３丁目、上原彩美社長）は９月２８日から、アニメ、漫画などエンターテイメント関連の知的財産を活用した購入型クラウドファンディングサイト「ミライッポ startup IPO」を本格始動した。
クリエイターの作品（知的財産）を世の中へ広める狙い。同社はこれまで主にデジタル素材を提供する「デココレ」、写真加工アプリ「photodeco＋」および電子絵本サービス「森のえほん館」など、多数の知的財産を活用したビジネスを展開。また、クリエイターネットワークサービス「CREPOS（クリポス）」の運営では、１万人以上の登録クリエイターを有している。昨年６月にコンテンツマッチングサイトとして「ミライッポ startup IPO」のα版の試験運用を開始、以降リニューアルオープンに向けた準備を進めていた。クラウドファンディング専門のナビゲーターによるサポート、資金調達が成功した後も継続的に支援する体制を構築している。
同社では、クラウドファンディングの目標額を達成させた際のリターン品制作や、１点からオンデマンドで製作・販売できるプラットフォームをパートナー企業の㈱イメージ・マジックと連携し提供予定。また、企業や自治体とクリエイターとをかけ合わせる取り組みも進めていく。第１弾のプロジェクトとして、イラストレーター・植月えみりさんのオリジナルの日めくりカレンダー商品化支援、平成３０年北海道胆振東部地震ミライッポ募金の２つを掲載する。同社では「新商品のテストマーケティングやＰＲ、新たなファンの獲得ツールとして活用してほしい」と話している。
同社は２０００年６月設立。資本金８億３５９７万８０００円。２０１８年３月期売上高は９億４００万円。従業員２５０人。

2018年10月16日発行