クラウドファンディングで資金調達　オザキプリーツ

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週刊経済2022年1月18日発行

ＯＥＭ製造以外の収益確保に

プリーツ加工のオザキプリーツ㈱（福岡市南区野間３丁目、尾﨑義行社長）は１月８日、クラウドファンディングサイト「Ｍａｋｕａｋｅ（マクアケ）」で資金調達を開始した。
これまでＯＥＭ製造を中心に事業展開してきたが、自社商品の販売を強化し収益確保につなげる狙い。支援は１万４８５０円（先行販売価格）から可能で、支援金額に応じて同社が開発製造した、プリーツ加工を施したジーンズ「ウェーブデニム」を返礼品として受け取れる。ジーンズは１種類で６つのサイズ（ウエスト７０㎝～９７㎝）と４つの股下寸法（６３㎝～７５㎝）から選べる。達成の有無に関わらず、集まった支援金を受け取ることができるオールイン形式。調達期間は２月８日まで。目標金額３０万円を設定しているが、開始１５分で目標金額に到達し１月１１日時点で２０９万６８２０円を調達している。
尾﨑社長は「昨年６月に実施したクラウドファンディングではワイドタイプのプリーツジーンズを販売し約４００万円を調達した。洗ってもとれないプリーツの持続性と、細見のシルエットにも関わらず締め付けがないゆったり感が強み」と話している。
同社は１９８３年８月設立。資本金１千万円。２０２１年８月期売上高は３億４千万円。従業員数は３６人。