NEWS

  • 地域

キューデンインフォコムの社員証に電子マネー搭載 国内信販 九州地区の企業では初めて


 国内信販株式会社(福岡市博多区博多駅前三丁目、中村欣治社長)は二月二十八日、九州電力グループでIT戦略を担当する株式会社キューデンインフォコム(同市中央区、芦塚日出美社長)が発行する社員証に、九州地区の 企業では初めて電子マネー「Edy」を搭載した。
 同社員証は、一枚で電子マネー決済、個人認証、社員証の機能をもち、特に電子マネー決済機能では、非接触型ICカード技術方式により、かざすだけで決済できる「Edy」を備える。今後、同社の事務所や同社運営の西日本最大級のデータセンター内の自動販売機などで電子 マネーによるキャシュレス化をスタートし、非接触型ICカード技術方式で「Edy」のベースである「FeliCa]を使った個人認証などの機能も付加していく。国内信販では、社員証だけでなく大学や短大、専門学校などの学生証への搭載や大型商業施設での積極的な展開を図り、今後は主力であるクレジットカード事業に加え、地域活性化、利便 性向上を目指し電子マネーの事業強化も進めていく。
 「Edy」はビットワレット株式会社(東京都品川区、川合成幸社長)が運営、推進するプリペイド型電子マネーで、「Edy」加盟店であるam/pmや飲食店、自動販売機などで利用できる。

2003.03.11 発行 週刊経済より