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キュリアスに総額1500万円を協調融資 日本公庫久留米支店


週刊経済2021年11月16日発行

大牟田柳川信金と連携

㈱日本政策金融公庫久留米支店(久留米市東町、八嶋康則支店長兼国民生活事業統轄:以下、日本公庫)国民生活事業は11月1日、大牟田柳川信用金庫(大牟田市有明町2丁目、柗原誠理事長:以下、大牟田柳川信金)と連携し、ダイニングバー、しゃぶしゃぶ店経営の㈱キュリアス(大牟田市大正町1丁目、高口純平代表取締役・下川雅史代表取締役)に総額1500万円の協調融資を行った。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている事業者および事業再生に取り組む事業者を対象に、設備資金融資や財務体質強化を図る目的で資金を供給する制度「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(新型コロナ対策資本性劣後ローン)」を適用したもの。キュリアスではセントラルキッチン事業参入に伴い、同市西浜町にセントラルキッチンの新設を明示。今回、支援機関である大牟田柳川信金本店営業部が策定した事業計画書に基づき、日本公庫久留米支店が同キッチン事業に必要な運転資金として融資した。なお、筑後地域の飲食店への融資は今回が初めての適用となる。
同キッチンは今年11月に着工しており、翌12月末に完成予定。場所は県道735号(大牟田港線)西浜田町交差点近く、社会親仁会中友診療所から約30m北側。フロア面積は約80㎡。食品の衛生管理を高度化した「HACCP(ハサップ)」認証取得も予定しているという。
キュリアスは2015年2月に設立。資本金700万円、従業員数は21人。現在、大牟田市にダイニングバー、荒尾市にしゃぶしゃぶ店の計2店舗を展開している。