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キャンピングカーパーツを発売 シノハラ製作所


週刊経済2022年11月8日発行

ワンタッチで操作可能なソファベッド

ソファベッドを中心とした木製家具製造業の㈱シノハラ製作所(北九州市門司区片上町、篠原元樹社長)は10月28日、ハイエース(貨物車)に後付けできるキャンピングカーパーツを発売した。
ハイエースに載せるだけでキャンピングカーになるため車を改造する必要がなく、取り外しができることで簡単に仕様を変更できる。また、一つの動作で変更可能な電動タイプと手動タイプのソファベッドが特徴。ソファ時にはテーブルを囲み10人が座ることができ、ベッド時には横1m73㎝、縦1m97㎝になる。そのほか、取り外しができるカーテンやドリンクホルダー付きカウンター、水道付きシンクも販売する。価格は布の種類で変動し、電動ソファベッドが50万4900円~57万5300円(税込)、手動ソファベッドが32万8900円~39万9300円(同)。ベンチシート左右セットが21万5600円~31万2840円(同)。同社は「通常は運搬など仕事で使うハイエースを簡単に遊び用に仕様変更できる。豪華なソファベッドで会議やグランピングなどさまざまなシーンを過ごしていただきたい」と話している。
同社は1949年12月設立。資本金2千万円。ソファベッドの分野で全国トップシェアを占める。