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キャナルシティ博多にモバイルオーダーシステム導入 オルターブース


週刊経済2021年10月12日発行

飲食店7店舗に

クラウドコンピューティングを活用したシステム企画、開発および運営などの㈱オルターブース(福岡市中央区舞鶴2丁目、小島敦社長)は8月16日よりモバイルオーダーサービス「FooPass(フーパス)」をキャナルシティ博多に導入した。
同サービスは福岡地所グループの㈱エフジェイエンターテイメントワークス(同市博多区住吉1丁目、古賀靖教社長)と共同開発したもの。コロナ禍における接触機の低減と、テイクアウトの促進販売による飲食店支援として運用を開始した。館内飲食店にて「キャナルシティ博多」のLINE公式アカウントのトーク画面で注文、決済、受け取り通知まで完結するのが特徴。サービス導入によりテイクアウト商品のみスマホから注文できる。サービスの開発当初はエフジェイエンターテイメントワークスが運営する「木の葉モール」のフードコートの混雑緩和が目的だったが、コロナ禍で非接触やテイクアウトが進んだことにより同サービスが好評でリニューアルしたという。今年5月には「マリノアシティ」に導入しており、今回新しく「キャナルシティ博多」にも導入した。
同社は「『FooPass』は店舗ごとではなく、複合施設内の店舗で注文できる点が特徴。今後も商業施設やホテル、商店街に展開していきたい」と話している。  同社は2015年3月設立。従業員数14人。