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キャナルシティ内にギョーザFCのモデル店 ワイアールコーポレーション 12月1日開店


 ラーメン店「龍」(ロン)FC本部で飲食店展開支援コンサルタントの有限会社ワイアールコーポレーション(中央区大名一丁目、舩津泰彦代表)は、ギョーザ店のFCプランを構築、キャナルシティ地下一階に、モデル店舗を十二月一日にオープンした。
 店舗名は「案努竜」(アンドリュー)、店舗面積九十平方メートル、席数は四十席、内装など初期投資は千三百万円。メニューは主に、焼きギョーザ、揚げギョーザ、水ギョーザの三種、単品二百二十円程度のものを扱う。FCのライセンス料などは課さず、調味料、ギョーザの皮など数種を指 定食材として、本部から購入する形式をとる。FCプランは、フルサイズ形式(初期投資二千万円前後)、オーナー夫婦のみで運営する程度の小規模形式(同六百~八百万円前後)、移動店舗形式(百~二百万円)の三種。オープン日から、FC加盟希望者の募集を開始する。「独立希望者の方々の、都合に合わせた初期負担で出店形式が選べる。百店舗を超えるチェーンをめざす」(舩津代表)と話している。
 同社は、九八年十月設立、資本金五百五十万円、従業員は三人、売上高は六千万円、主事業はFCラーメン店への烏骨鶏など食材卸売、コンサルティング。舩津代表は大手ラーメンチェーン「博多金龍」の創業者で、九八年にラーメン店「龍」(同市博多区中州五丁目)をオープン、直営の同店のほか、小倉店(北九州市)、トリアス久山店(粕屋郡久山町)、佐賀店(佐賀市)、早稲田店(東京都新宿区)など全国に二十二店舗を展開する。「龍」は、高級食材で知られる食鶏、烏骨鶏(ウコッケイ)を使ったラーメンで、台湾の契約農場から輸入している。

2003.09.30 発行 週刊経済より