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キャナル「イーストビル」は開業3日間で32万人  福岡地所    16テナント入居し9月30日オープン


 地場大手総合デベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、石井歓社長)は9月30日、「キャナルシティ博多」の東側隣接地に建設していた新棟「イーストビル」をオープン。開業3日間で32万人が訪れた。
 「イーストビル」は敷地面積約88百平方m。地下1階地上5階(店舗地上3層)建てで、延べ床面積は約1万8千平方m、店舗面積は約1万2千平方m。九州初出店の「H&M」や「ユニクロ」など国内外で展開するファストファッションやインテリアを主要テナントに、合計16テナントが入居している。特に、「ZARA」「Francfranc」「コレクトポイント」を加えた主要5テナントは、いずれも国内最大級や九州最大級といった大型旗艦店で、それらが一堂に店舗を構えていることが最大の特徴。同日の開業前には複数の入り口に合計約11百人が行列をつくり、初日の来場者は9万人。次いで10月1日には11万人、10月2日には12万人が訪れた。
 オープン前日、石井社長は「JR博多シティ、キャナルシティ博多、天神に抜ける流れが出来上がった。今後、回遊性を高める仕掛けづくりをしていきたい」とコメント。また、同日の完成式で榎本一彦会長は「福岡をエキサイティングにしたいという思いでずっとやってきた。今回もその哲学でいいテナントが集まった」とあいさつした。
 イーストビルは年間2百万人の来場者と売上高60億円を目指す。