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キャップ式のフェイスシールドを3種類発売  モリサキ


医療従事者や飲食店向けに

各種抜き型製造やカッティング、パッケージの企画・デザインなどを手掛ける㈱モリサキ(久留米市梅満町、森﨑准一社長)は5月15日、キャップ式の簡易型フェイスシールドを発売した。
新型コロナウイルスの影響で飛沫防止の需要が高まっていることを受け開発したもの。種類は3タイプ。医療従事者や飲食店事業者向けの「Aタイプ」は、正面全体をカバーした作りとなっている。歯科医師向けの「Bタイプ」は、正面に加え下部からの飛沫も防止できるよう顎部分もカバー。「Cタイプ」は額帯鏡をつけて診察する耳鼻咽喉科医師からの要望をもとに、前方のスペースに余裕をもたせている。各タイププラスチック製で、後ろのベルトでサイズの調整が可能。価格はAタイプが10枚セット4400円(税込)、B・Cタイプは1枚495円(同)。同社のオンラインショップで販売している。森﨑社長は「本社を置く久留米市近辺には病院が多く、医療従事者に対し何か貢献出来ないかという思いのもと発売に至った。医療現場に限らず、接客業など人と接する機会の多い人にも幅広く使ってもらいたい」と話している。
同社は1971年6月設立。資本金1000万円、従業員50人。

2020年6月2日発行