キッザニア福岡に病院パビリオンを出展　麻生

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週刊経済2022年5月31日発行

７月３１日に開業予定

病院経営およびコンサルティング、建築資材製造販売などの㈱麻生（飯塚市芳雄町、麻生巖社長）は５月１２日、キッザニアの企画・運営、開発を手掛けるＫＣＪ ＧＲＯＵＰ㈱（東京都中央区佃１丁目、圓谷道成社長）の「キッザニア福岡」開業に伴い、同施設内に病院パビリオンを出展することを明らかにした。開業は７月３１日の予定。
今回の出展は、キッザニア福岡の次世代を担う地域の子どもたち生きる力を育む体験機会の創出に努めるという考えに賛同したもの。場所は福岡市博多区の大型商業施設「ららぽーと福岡」内。キッザニアは３歳～１５歳までの子どもの職業、社会体験施設として展開しているもので、同施設の開設は「キッザニア東京」（東京都江東区）、「キッザニア甲子園」（兵庫県西宮市）に次いで３施設目となる。
施設規模は約６６００㎡。約６０カ所のパビリオンで構成し、約１００種類の仕事やサービスを体験できるのが特徴。麻生が出展するパビリオンは、救命救急センターや手術室、新生児室、リハビリテーションセンターといった病院の仕事が体験できる。同社では「医療現場での体験を通じて、飯塚病院が大切にしている〝まごころ医療〟の精神に触れていただき、いのちの大切さや医療現場で働くことへの興味を育む機会としていただきたい」と話している。