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カーナビ用データ販売など堅調 ゼンリン3月期


週刊経済2022年5月24日発行

経常利益は30億4400万円

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)の2022年3月期連結決算は、売上高が590億5300万円(前期は572億2500万円)、経常利益が30億4400万円(前期は16億8300万円)となった。当連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」適用のため、対前期増減率は記載なし。
同社のカーナビ用データ搭載車種の販売や、企業向けの住宅地図データ活用の受託案件、ストック型サービスのGISパッケージ(オンライン地図サービス)などが堅調に推移。広告需要の回復傾向を背景に、マーケティングソリューション関連も増加した。
今期は売上高が2・4%増の605億円、経常利益が5・1%増の32億円を見込んでいる。