NEWS

  • 地域

カード販売式の名入れワインをドンキで販売  アクルス    初の小売店取り扱い


 ワインを輸入販売する株式会社アクルス(宮若市龍徳、小松弘一社長)は11月20日、名入れワインのギフトサービス「WOW!」を、ディスカウントストアのドン・キホーテ全店で取り扱いを開始した。
 同サービスは4月から開始しており、小売店で取り扱うのは初。同商品は店頭に置いてある「WOW!」カードの購入者が同社HP上でIDを入力し、 ラベルに記入する名前やデザイン、商品を選ぶと、同社から名入りのワインやシャンパンが届く仕組み。小売店が店頭で酒類を販売すると免許が必要となるが、同サービスはカードを置くだけなので、酒類販売免許がいらない点が特徴。カードは税抜き3500円、5500円、1万円の3種類あり、金額に応じて、選べる商品が変わる。販売目標は年間1万枚。同社では今後、ショッピングセンターなど小売店やアーティストのグッズ関連商品などにも販路を広げたい考えで、全国規模で提案を進めていく。小松社長は「当社は酒類の卸業から始まった会社なので、WOWでもパートナー企業の黒子に徹して、サービスの認知度を高めていきたい」と話している。
 同社は1996年1月創業。資本金は1000万円。グループ会社に、2021年に創業100周年を迎える小松酒類販売株式会社(同)がある。グループ全体の年商は6億円。