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カンボジアの大学で保健講座  社会医療法人雪の聖母会


約50人が受講

聖マリア病院を運営する社会医療法人雪の聖母会(久留米市津福本町、井手義雄理事長)は、11月からカンボジアで王立プノンペン大外国語学部日本語学科の生徒を対象に保健講座を開講した。期間は4カ月間。
同国での医療系人材育成を目的としたもので、講義時間は1日2時間の週3回。日本語学科の学生600人のうち希望者約50人が受講している。講師は同病院から派遣する医師や看護師、介護福祉士、助産師などが務め、体の構造や役割、手の洗い方をはじめとする保健・介護の基本的な内容を、通訳を交えた日本語で教える。働きながら通っている学生のために日曜コース(1日6時間)を用意し、希望者には補習や試験対策などの実施を予定している。
法人本部海外事業担当の岩立弘充特任部長は「初回の反省をふまえた第2弾の実施も検討している」と話している。

2020年1月7日発行