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カメラ1台で骨格を3D解析するシステム発売 ネクストシステム
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ゲーム開発利用が手軽に
ソフトウェア開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)は9月9日、Webカメラ1台で人間の骨格を検出するシステムを発売した。
これまでは市販のWebカメラ2台を利用して人間の動きを撮影し、3D骨格を検出していたが、1台で関節の部位17カ所を測定し、3D骨格座標を検出できる新システムを開発した。2Dでの座標検出にも対応し、30カ所を測定できる。また、ゲーム開発向けのSDK(ソフトウェア開発キット)を追加し、ゲームやVR開発へ利用しやすいよう整備した。用途制限がなく2次利用可能で、エンタメ利用のほか、医療・介護分野への応用やスポーツのフォームチェック、行動分析などへの活用が想定されるという。価格は39万8000円(税抜)で、既存の動画や静止画から3D骨格を検出するツールやモーションキャプチャーのアプリも提供する。
同社は「幅広い分野で活用が期待されている。機関技術の一つとして社会貢献していきたい」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数55人。
2019年10月1日発行