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カムラックおおいたの専務に就任 スプライスラボの片山社長


週刊経済2024年4月10日発行号

土木業界で活躍する障がい者人材育成へ

橋梁、構造物の設計、計画などを手掛ける㈱Splice-Lab(スプライスラボ、福岡市博多区住吉3丁目)の片山英資(かたやま・えいすけ)社長は3月15日、障がい者就労支援事業を展開する㈱カムラックおおいた(大分市中央町4丁目、髙森啓二社長)の専務に就任した。
昨年11月に、カムラックグループ(福岡市博多区千代4丁目、賀村研代表)とソフトウェア会社の㈱else if(エルスイフ、同所、髙森社長)、スプライスラボの3社で建設業界が抱える人材不足の課題を解決するコンソーシアムを設立。カムラックおおいたが運営する就労継続支援A・B型事業所では、スプライスラボとエルスイフがそれぞれのノウハウを生かし土木業の建設関連図面や書類作成、バックオフィス業務に携わる障がい者人材の育成を手掛けており、片山社長が専務に就任することでさらなる連携強化を図る。
片山社長は長崎市出身。1972年11月18日生まれの51歳。九州工業大学工学部卒業後、建設コンサルタント会社を経て福岡北九州高速道路公社入社。2017年4月にスプライスラボ創業、20年に法人化。