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カップ式自販機最大手のアペックスと資本・業務提携  コカ・コーラウエスト    協働営業で売上拡大、運営効率化


 コカ・コーラウエスト株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、吉松民雄社長、以下CCW社)は、カップ式自動販売機オペレーター最大手の株式会社アペックス(愛知県大府市、森吉平社長)と同社の百%子会社株式会社アペックス西日本(大阪市福島区、加藤徹郎社長)と資本・業務提携する。
 アペックスが西日本エリアを運営・管轄する子会社として昨年11月に設立したアペックス西日本が、9月中旬に第三者割当により新株34万株を発行、CCW社が全株を引き受ける。これによりアペックス西日本に対するCCW社の議決権割合は34%となり、持分法適用会社となる。業務提携の内容は、(1)アペックス西日本とCCW社、同社の百%子会社・西日本ビバレッジ株式会社の3社が協働営業によって売り上げ、利益、マーケットシェアの拡大を目指す。(2)CCW社が所有するカップ式自動販売機の運営をアペックス西日本に委託するとともに、アペックス西日本のパッケージ自動販売機の一部のオペレーションをCCW社の百%子会社・ウエストベンディング株式会社が受託する。この相互委託によって売り上げ拡大と運営効率の向上を図る。(3)共同調達、インフラの共同活用によりコストメリットを追求する。受・委託の開始は10月1日の予定。また、計画ではアペックス西日本は2013年12月期に4百億円以上の売上高を目指す。
 CCW社は1960年12月設立、資本金は152億31百万円、売上高は1691億82百万円億円(2009年度連結)、従業員数は約83百人。
 アペックスは1963年2月設立、資本金は84百万円、売上高は587億円(2009年度)、従業員数は約11百人。