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オープンスポット用バスラウンジを拡張 福岡空港ビルディング


現行約2・5倍の約2000㎡に

福岡空港ビルディング㈱(福岡市博多区、津上賢治社長)は、3月27日から国際線ターミナルに隣接するオープンスポット用バスラウンジを拡張オープンした。
訪日外国人観光客の拡大に対応するための拡張。国土交通省の地方空港受入環境整備事業費補助金制度を活用した。拡張面積は現有スペース(約800㎡)比2・5倍の約2000㎡。待合スペースのほか、アルコールや軽食などを提供する飲食、物販店舗「SHOP&PUB HAPPYHILL‘S(=ショップアップ&パブハッピーヒルズ=営業時間:午前7時30分~最終便まで)もオープンした。
また、国際線ターミナル3階のチェックインカウンターも72カウンターから80カウンターまで拡張、出発カウンターの混雑緩和を目指す。
2017年の国際線利用者数は前年比約200万人増の616万人。出発便が集中する午前中と夕方時間帯の混雑が著しく、ターミナルビルの狭隘(きょうあい)化が指摘されていた。同社は14年2月にターミナル北側隣接地にオープンスポット用バスラウンジを新設、16年7月には制限区域内の搭乗待合室を拡張したほか、待合室内の店舗の拡充を進めている。

2018年4月17日発行