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オンライン合説の新会社設立へ  FukokaHR


社名は「リクメディア」

地場企業の人事担当者コミュニティ、FukuokaHR(藤村賢志代表)は6月、主催してきたオンライン合同説明会を事業化するための新会社を設立する。
新会社の名称は「㈱リクメディア」。社長には藤村代表が就く。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大手合同就職説明会が軒並み中止になる中、同コミュニティでは藤村代表が発起人となり、3月からWeb会議アプリ・Zoomを使ったオンライン合同説明会を開催してきた。初回から36社の出展企業、のべ1500人の学生が参加するなど底堅い需要が期待でき、一般的に長時間ブースで説明会を繰り返す合説に対し、オンラインでは30分の説明会1回の実施で従来以上の集客が期待できる企業もあるなど、オンラインならではのメリットも多いと判断。5月からは有料開催に切り替え、事業化の準備を進めてきた。オンラインの合説の出展料は当面、1枠39800円、2枠4万9800円で提供していくという。
藤村代表は「リアルな合説では大企業のブースと比べ配置や規模で見落とりするため、思うように学生が集められない場合もあると思う。ただ、オンラインではどの会社もフラットな立場なので、中小企業の中にはリアル以上の集客に成功したと話す参加企業が多い」と中小企業の活用を呼び掛けている。

2020年6月2日発行