オンラインでグループ総合イベント 　西部ガス

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１１月１日まで

西部ガス（福岡市博多区千代１丁目、道永幸典社長）は、１０月８日からオンラインによるグループ総合イベント「オンラインガス展」を始めた。期間は１１月１日まで。
西部ガスグループでは、提供する様々な商品やサービスを紹介するとともに、ユーザーとのつながりを深める場として毎年、供給エリアの各地区で展示会を開いているが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から大規模会場での開催を見送り、初めてＷｅｂサイトでの開催とした。
今回の「オンラインガス展」では、特設サイト内でガス機器のＰＲをするほか、料理研究家のコウケンテツ氏によるクッキングショーや親子で楽しめる参加型イベントの動画コンテンツなどを配信し、ユーザーの都合の良い時間に見ることができる。また期間中は、８月に開設した「西部ガス公式オンラインショップ」と連携し、ガス機器を特別価格で販売する。特設サイト内に掲載する家庭用燃料電池「エネファーム」をはじめ、最新型コンロやガス衣類乾燥機「乾太くん」、冬場の利用に向けた温水式床暖房、ガスファンヒーターなどのガス機器については、西部ガスリビングメイトの各店舗などで展示する。
同社では「展示会を通じて、一人でも多くのお客さまにご満足いただけるよう、快適な暮らしをご提案し、お客さまとの信頼関係づくりに努めていく」と話している。

１１月１０日に田中相談役のお別れの会

また同社は、１１月１０日にホテル日航福岡の３階「都久志の間」で、９月５日に亡くなった田中優次相談役のお別れの会を開く。時間は午後１時３０分〜午後３時。特段の式典は執り行わない。
田中氏は福岡市出身、１９４８（昭和２３）年２月２６日生まれ。青山学院大学経営学部卒。７２年４月に西部ガス入社。９６年４月総務広報部広報室長、９８年７月経理部長、２０００年６月理事経理部長、０２年６月取締役、０５年６月常務、０７年６月に専務、０８年４月に社長就任。北九州市の響灘地区の大型液化天然ガス貯蔵施設「ひびきＬＮＧ基地」の建設や太陽光発電事業への参入、食関連事業の拡大など事業の多角化にも力を入れた。１３年に会長。１９年に相談役に退いた。

2020年10月13日発行