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オリコ博多駅南ビルの信託受益権を取得 東京の投資法人みらい


取得価格は16億8000万円

投資法人みらい(東京都千代田区、菅沼通夫執行役員)の資産運用会社、三井物産・イデラパートナーズ㈱(同、菅沼通夫社長)は8月1日、オリコ博多駅南ビル(福岡市博多区博多駅南3丁目)の不動産信託受益権を取得した。取得価格は16億8000万円。
取得先はカード・融資事業の㈱オリエントコーポレーション(東京都千代田区、河野雅明社長)で、福岡県内初の投資案件となる。場所は通称「百年橋通り」沿い、ホテルルートイン博多駅南東側。敷地面積525㎡、建物は鉄骨造陸屋根7階建てで、延べ床面積2845㎡。鑑定NOI(純利益)利回りは4・7%、償却後NOI利回りは4・2%としている。信託契約期間は取得日から10年間、2028年7月末日まで。同社では「百年橋通りに面した視認性の高いオフィスビル。近年、博多駅東エリアのオフィスビルは空室率が低下傾向にあり、福岡オフィスマーケット全体の活況の影響を受け、一定の需要吸引力が見込まれる」と話している。
同投資法人は2015年12月設立。三井物産グループとイデラ キャピタルをスポンサーとする総合型J‐REIT。

2018年8月14,21日合併号