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オリエンタルホテル福岡でひやおろし試飲会 県卸酒販と九州北部卸酒販


週刊経済2022年8月2日発行

飲食店、酒販店向けに

福岡の酒類販売の卸事業者で構成する福岡県卸酒販組合(福岡市東区馬出1丁目、江崎俊介会長)と九州北部卸酒販組合(同博多区博多駅東1丁目、今泉三千俊理事長)は8月17日、オリエンタルホテル福岡(博多駅中央街)で、福岡県産米でつくった「ひやおろし」の試飲会を実施する。
ひやおろしは春に搾った酒を秋まで貯蔵して出荷する日本酒で、試飲会は同組合に加盟する蔵元が9月9日から期間限定で一斉発売するのに先立つもの。飲食店や酒販店向けを対象に、25の蔵元が出展し、純米酒や純米吟醸などを提供する。参加費は無料で事前予約は不要。当日受付窓口で名刺を提示すれば入場できる。ひやおろしは各蔵元、統一マークをつけて量販店などで販売。例年1カ月めどの販売期間だがなくなり次第終了となる。今泉理事長は「コロナ禍で飲食事業の落ち込みは依然として継続している。同時に酒販業界も厳しく、飲食店と力を合わせお酒の美味しさを広めていきたい」と話している。