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オフィス需要の増加で売上高は8%増の55億円 三森屋


経常利益が61%増の3663万円

オフィス移転サポートや内装工事、オフィス用品の販売を手掛ける㈱三森屋(福岡市東区原田1丁目、森満俊社長)の19年4月期決算は、売上高が前年同期比8%増の55億676万円、経常利益が61%増の3663万円と増収増益だった。
天神ビッグバンや博多コネクティッドの影響で仮移転などの案件が増加したことに加え、働き方改革の影響でリクルートや社員のモチベーション向上のためオフィスへの投資が積極的になった企業が増加したことが主な要因。中でも、オフィス家具と内装工事が1割増、関連して複合機やIT関連商材のニーズの高まりもありOA機器が大幅増だった。また、今年は福利厚生の一環としてリビングオフィスや応接室、食堂、オフィスエリアの改装を実施している。今期は、土地紹介やオフィス紹介に加え、デザイン力の強化も図る。前期がオフィス需要特需だったため今期の売上高は前年同期比7%減の51億3000万円、経常利益は同36%増の5000万円の減収増益を見込んでいる。
森社長は「社長就任から1年を迎え、社員やお客様など関わる全ての人に感謝している。100年企業の実現に向けてまい進していきたい」と話している。
同社は1955年1月設立。資本金4800万円。従業員数85人。

2019年10月1日発行