NEWS

オフィスリノベ事業で本社にライブオフィス イデックスビジネスサービス


週刊経済2024年10月2日発行号

10月1日に

石油製品販売大手の㈱新出光を中核とするイデックスグループでオフィス事業を担う㈱イデックスビジネスサービス(略称ibs、福岡市博多区店屋町、詫摩成之社長)は本社オフィスを大幅改装し、実際に従業員が働いているオフィスを見学できるオフィスリノベーション事業の「ライブオフィス」を10月1日に開設した。
オフィスリノベーション事業はグループのオフィス関連4社が合併し、「オフィスにおいて〝働き方を進化させる〟企業」という新しいコンセプトの下で新生ibsを始動した2018年度に開始し、粗利益ベースで年平均成長率が41%というペースで伸長。一方、グループの職場環境調査を経て環境改善を進める中、〝働き方を進化させる〟企業として、真の意味でのワークスタイルリノベーション=働き方の進化を実践したオフィスの具現化を計画しており、顧客に来館してもらい、実際の内装デザインの質感や色味、家具や空間などを見て、触れて、体感してもらえるライブオフィスに大幅改装した。
ライブオフィスのコンセプトは「人と人がつながる未来のオフィス」とし、従業員が働きたくなるオフィス、行きたくなるオフィスを目指した。明治通り沿いのランダムスクウェア2階に置く本社オフィスは床面積が約550㎡あり東側と西側に分かれているが、管理部門などを置く東側は「静」、営業部門などを置く西側は「動」という2つのコンセプトで改装。東側オフィスは集中した業務に適した落ち着いた都会的な雰囲気を演出したオフィスとした。一方、西側オフィスは明るく自由な働き方が楽しめるアクティビティオフィスとし、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)という概念を取り入れ、フリーアドレス制の採用し、さまざまな形態の席を設け、仕事の内容や気分に合わせて自らが生産性を向上させられるスペースを自由に選べるようにしたほか、コミュニケーションを取りやすいスペースも多く設けた。詫摩社長は「特に、マルチベンダーとして多様なメーカーを織り交ぜた最適なプランを提案していきたい。今後は家具や内装資材メーカーなどとのタイアップイベントやオフィス見学ツアーなども企画していく」と話している。
ibSは1997年4月創業。資本金1億円。従業員81人。2018年にグループのオフィス関連事業4社が合併し、新生ibsを発足。以来、〝働き方を進化させる〟をコンセプトに「働く」ために必要な「場所」「ツール」「人材」など総合的なソリューションを提供している。