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オゾン発生器搭載の自律走行ロボットを販売 匠
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名称は「タクミクリン」
自律型搬送ロボットメーカーの㈱匠(たくみ・福岡市中央区長浜2丁目、後藤元晴社長)は11月1日、オゾン発生器搭載の自律走行ロボットの販売を開始した。
周囲の地図情報や障害物を検知するSLAM(スラム)技術を活用し、夜間や休業日などの無人環境下で自走しながらオゾンを噴霧するもの。今年5月に奈良県立医科大学によって新型コロナウイルスの不活性化が確認されたCT値60のオゾンで除菌噴霧する。名称は「タクミクリン」。ロボットの寸法は縦720㎜、幅465㎜、高さ840㎜。重量は80~100㎏。販売価格は450万円(税別)。月数万円単位でレンタルやリースでも提供する。病院や学校、ショッピングモールなど人が多い施設に向けて初年度1万台の販売を目指す。同社では「オゾンを活用した自走式除菌ロボットは業界でも前例がなく、社会貢献に繋がれば」と話している。
同社は2015年3月設立。資本金1億9510万円。決算月12月。従業員40人。
2020年11月17日発行