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エンジョイスポーツプロジェクトを開始 リーフラス


週刊経済2022年10月25日発行

東京都内の指定6校対象

各種スポーツスクールの運営受託、スポーツイベント企画のリーフラス㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、伊藤清隆社長)は10月、東京都教育委員会からの委託事業「エンジョイスポーツプロジェクト」の活動を開始した。
東京都教育委員会が専門的な知見を有する外部機関と連携し、生徒の多様なニーズに応える運動機会を設定するとともに、健康的な生活習慣の実践を促すことを通して、豊かなスポーツライフに向けた都立高校生の資質・能力の向上を図ることを目的としたもの。都立足立工業高等学校、都立白鷗高等学校、都立三鷹中等教育学校、都立北豊島工業高等学校、都立山崎高等学校、都立多摩高等学校のモデル6校が対象。ヨガやダブルダッチなどの実技種目や、睡眠講義、メンタルヘルス講話など、多彩なラインナップの講義を有資格の専門外部指導員を招いて実施する。また、生徒たちの参加可能な時間を柔軟に活用するため、授業の時間だけでなく放課後の時間など、より生徒が参加しやすい形を目指して活動している。実技種目では普段あまり触れることの少ないスポーツ種目を実施し、講話では生徒の日常生活に直結しているテーマの課題を投げかけ、生徒が「自分ごと」として学び、楽しめる内容を目指す。
同社では「学校、地域、仕組み、子どもたちの特性など、従来の枠にとらわれない柔軟なスポーツ機会だからこそ楽しめる。今後も全ての活動を安全第一で進めると共に、一人でも多くの方が楽しめるスポーツ環境を構築していく」と話している。
同社は2001年8月設立、資本金1億2600万円(資本準備金含む)、従業員数3080人。売上高62億4649万円(グループ合計)。全国でサッカー、野球、バスケ、陸上などのスクールを展開。会員数は5万人。