エレベーター入室管理システム導入　リクリエ

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週刊経済2021年10月19日発行

宿泊フロアの安全性図る

マーケティングリサーチ、コンサル、ホテル企画、運用事業などの㈱リクリエ（福岡市博多区博多駅前４丁目、中西孝行社長）はこのほど、無人ホテル「ホテルザ博多テラス」にエレベーター制御システム「ＴＯＢＩＲＡ（トビラ）」を導入した。
同社は５月１４日、福岡市中央区春吉４丁目に無人ホテル「ホテルザ博多テラス」をリニューアルオープン。飲食店などが多い繁華街に隣接していることから、当日予約の宿泊客が出入りできるようにエントランスを開放。エントランスから客室までの安全性を保つため、エレベータ―にフロントチェックインと連携した制御システム「ＴＯＢＩＲＡ」を導入した。同サービスは㈱構造計画研究所（東京都中野区本町、渡邉太門社長）が開発したもので、同社が開発した無人フロントチェックイン「ｔａｂｉｑ（タビック）」と連携させている。顧客は客室のデジタルキーとエレベーターを呼び出す暗証番号の取得が可能。同社は「今後は『ｔａｂｉｑ』と『ＴＯＢＩＲＡ』を連携させたサービスをレンタルスペースやシェアハウス、ホテルに展開していきたい」と話している。
同社は２０１６年２月設立。スタッフを最小限におさえた非接触型ホテルの「ＧＲＡＮＤ ＢＡＳＥ（グランドベース）」を西日本に７０棟展開している。資本金２千万円。従業員数は３５人。