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エネルギー関連設備に100億円投資 キューコーリース 省エネ需要取り込む
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オリックスグループの株式会社キューコーリース(福岡市中央区高砂2丁目、後藤和雄社長)は今後2年以内に、顧客のエネルギー関連設備に対するリース事業への投資を、現在の25億円から100億円に引き上げる。
発電、空調、給油設備などをリースする従来型だけでなく、設備の設計から施工、運転、メンテナンスまでを新たに一括して請け負う。設計段階から計画に携わることで、設備投資の需要を掘り起こす。修繕も手がけることで、1件当たりの受注額を引き上げ、同社の主力である工場や医療施設、商業施設から既存設備の更新や新規設備の受注を図る。同社では「親会社のオリックスの省エネノウハウ、一部出資を受ける九電工の設計、施工、保守の技術力を生かし、連携を図りたい」と話している。
同社は1988年7月設立。資本金は27億5992万円。2012年1月にオリックス株式会社を引受先とした第三者割当増資を行い、オリックスが90%、九電工が10%の株式を保有する形となっている。