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ウェブサイトの問い合わせに特化した自動回答サービス  ベルズシステム


4プランを用意

質問回答人工知能「ロアンナ」の開発・運用を手掛けるベルズシステム㈱(福岡市博多区博多駅南4丁目、小野寺隆社長)は11月6日、ウェブサイト上の問い合わせに特化した自動回答サービスを開始した。
同社既存サービスよりも低価格プランを打ち出すことで、興味はあるが導入に至っていない層などの利用を促し需要拡大を図る。名称は「AIチャットボット Roanna for WEBbot」。「ロアンナ」は独自の言語処理技術「NSU」を搭載し、人間が日常的に使用している言語で同じ意味の異なる言い回しなどを理解し判断することができる人工知能。学習させる際にシナリオや言い回しの設定は不要でユーザー側の利便性が高いのが特徴。今回のサービスは申し込み企業のホームページに設定したロアンナの回答システムが自動で導入企業の顧客の問い合わせにチャットボット(音声やテキストを通じて自動的に対話するプログラム)形式で対応するもの。価格帯は無料のFreeプランは事前学習させる質問と回答が50問まで、月間1千件まで対応できる。有料プランの初期導入費用は一律10万円(税抜)で、月額3万円(同)のSmallプランと月額5万円のMiddleプラン、月額7万円のLargeプラン。申し込みは同社HPから。同社は「業種業界問わず、ホームページへの問い合わせに課題を抱える企業やカスタマーサポートで困っている企業に導入してもらいたい」としている。
同社は2001年4月設立。資本金8740万円(資本準備金含む)。売上高約4千万円(20年1月期)。従業員10人。

2020年12月1日発行