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インバウンド誘致で連携 JR九州とANA
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機内で周遊きっぷ販売など
九州旅客鉄道㈱(青柳俊彦社長=JR九州=)と全日本空輸㈱(平子裕志社長=ANA=)は6月26日、九州へのインバウンド(訪日外国人観光客)誘致で連携すると発表した。
政府の観光立国戦略に合わせ、国内外の観光需要を取り込むことで、観光を通して九州の活性化を図ることがねらい。6月28日からはANAの観光情報多言語発信サイト「Japan Travel Planner(ジャパントラベルプランナー)」内に九州の特集ページを開設。JR九州の観光列車・D&S列車と沿線地の観光情報の発信をスタート。9月1日から10月31日までの2カ月間、ANAの東京発福岡、熊本、大分の3路線で訪日外国人向け鉄道周遊きっぷ「ANA&JR KYUSHU RAIL PASS」を発売、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催県である福岡、熊本、大分3県の周遊拡大につなげる考え。周遊きっぷは3日間限定(発売価格・7500円)、5日間限定(同・9000円)の2タイプ。引き換え方法や機関などの詳細は機内誌「翼の王国」などで紹介する。
2019年7月9日発行