インドネシア法人と戦略的提携を締結　ティーティーエス企画

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週刊経済2024年4月24日発行号

再生可能エネルギー事業

再生可能エネルギー開発、不動産事業の㈱ティーティーエス企画（飯塚市有井、野見山俊之社長）は３月８日、インドネシア共和国国営エネルギー会社（プルタミナ）の子会社であるＰＰＴエネジートレーディング㈱（以下PPTET、Fuadi Arif Nasution社長）と、再生可能エネルギー事業開発分野での戦略的提携を行うことに関する覚書（ＭＯＵ）締結（２月１４日付）を発表した。
ＰＰＴＥＴは、日本がインドネシア産原油を輸入するための日本―インドネシア合弁会社の設立に関する日本政府及びインドネシア政府との政府間合意に基づき１９６５年に設立されたファーイーストオイルトレーディング㈱を母体とし、インドネシア国営エネルギー会社と日本側輸入事業者との間で「日本とインドネシアを結ぶ架け橋」として長年にわたり事業展開を行い、２０１０年に現在の社名に変更。従来のインドネシアやその他アジア各国の石油・ガスなどエネルギー資源に係る取引事業だけでなく、新たに国内での再生可能エネルギー分野での事業展開への注力も企図している。
今回の提携はＰＰＴＥＴがティーティーエス企画の国内における再生可能エネルギー開発の戦略と実行力を高く評価し、日本、インドネシア、そして世界における再生可能エネルギー事業開発の分野で戦略的提携を結ぶことに合意したもの。
同社は１９９７年４月設立、資本金１千万円、従業員数９０人。