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インドネシア・ブカシ市で住宅を共同開発 西日本鉄道
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現地DPD社と総事業費約44億円投じ
西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、2019年5月からインドネシアのブカシ市で現地のダマイ・プトラ・デベロップメント社(ブカシ市、ベニー・グナワン代表 以下DPD社)と共同で分譲マンションを開発する。総事業費は約44億円(約5300億インドネシアルピア)。
インドネシアではこれまで、現地デベロッパーとともに日系企業連合の一員として首都ジャカルタ市近郊での戸建て住宅・商業施設の複合開発プロジェクトに参画してきた。今回はこれまで培ってきた知験を生かして、インドネシアで広範にわたり不動産開発を手がけるDPD社と単独で合弁会社(出資比率:西鉄45%、DPD社55%)を設立。ジャカルタ市の東部に隣接するベッドタウンとして急速な人口増加と産業の発展が続き、今後も高い住宅需要が見込まれるブカシ市(人口約260万人)で、同市最大のタウンシップ開発の一つであるKOTA HARAPAN INDAH(総面積約2200ha)の一角に、同地区初の分譲マンションを建設・販売する。
開発エリアは同地区西側中央に位置し、ジャカルタ中心部まで約18キロの距離。建設中の大学や病院に隣接し、敷地面積は8673㎡。第1期が590戸、第2期が941戸で2棟の総戸数は1531戸を計画。主な間取りは1ルームタイプで、平均販売価格は約230万円(約3億インドネシアルピア)を予定。大学・病院関係者、ブカシ市やジャカルタ北部で働く若年層をターゲットとして販売する。第1期は19年5月、第2期は同年12月に着工し、第1期が21年10月、第2期が22年6月に完成予定。来年11月から販売を開始する予定。
2017年12月5日発行