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インドネシアに1・4MWの太陽光発電所 自然電力グループ


初の海外事業として

自然エネルギー発電開発の自然電力グループ(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は、2019年内の完成を目指しインドネシアで屋根設置型の太陽光発電所を建設している。初の海外着工案件。
現地パートナー企業であるペトロ・トラダ・ヌサントラ(ロイ・ウイジャ社長、以下PIN)との共同プロジェクトとして進めているもの。インドネシアでは電化普及率が急速に高まっている一方で、島しょが多いという立地特性上、国全体を網羅する大規模電源・送電システムによる電化は不向きなため、電気代の高騰や送電の不安定さを招く状況が続いているのが現状という。しかし日照量に恵まれ、電力需要や燃料価格の変動に影響されることなく発電できる分散型電源の太陽光発電導入の機運が高まっており、自然電力とPINは共同で太陽光発電所の建設を決定。第一弾として現地大手企業の工場で昨年11月24日に1・4MWのルーフトップ型の発電所の建設に着手した。
同社の長谷川雅也代表取締役は「当社の太陽光発電所の開発ノウハウを現地パートナーとともにインドネシアに広げていくことで、現地のビジネスの発展や政府のエネルギー目標達成に貢献していきたい」と話している。

2019年1月8日発行