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インドネシアでアパートメント3棟を建設  シノケングループ


REIT向け売却も視野に

㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長、以下シノケン)傘下で、インドネシアで不動産開発・運営を展開するPT.Shinoken Development Indonesia(SKDI)は首都ジャカルタの中心部にアパートメント3棟を建設する。
昨年春に完成した「桜テラス」第1号に続く2、3、4号物件でいずれもジャカルタ都心部の立地。2号物件は土地面積512㎡、鉄筋コンクリート造地下1階、地上4階建てでワンルーム60戸、駐車場は17台分。完成は21年秋頃の予定で着工済み。3号物件は土地面積352㎡、鉄筋コンクリート造地上4階建てでワンルーム38戸。4号物件は土地面積218㎡、鉄筋コンクリート造地上4階建てでワンルーム33戸。ともに近く着工し、完成は22年春頃を予定している。居室はいずれもロフト付きの仕様。同社ではすでに、ジャカルタ中心部にて6号物件まで用地の仕入れを完了しており、順次着工へと進める計画。
またシノケンのインドネシア不動産ファンド事業を展開するPT. Shinoken Asset ManagementIndonesia(SAMI)は、インドネシア国内の外資系企業として初めてREIT運営のライセンスを取得しており、SKDIとしては、物件完成後はそのまま保有し、管理・運用しながら継続的に収益を得ることや、REIT向けの売却によって開発利益を得るという選択肢を持ち、「今後、タイミングをみてベストな選択ができる」としている。桜テラスをREITに売却した場合、SAMIでは資産運用フィーを収益として継続的に計上することを見込んでいるという。

2020年9月1日発行