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インドにハイヤー、自動車整備の合弁会社 第一交通産業


海外展開は3カ国目

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は8月、インド南部のカルナータカ州の州都・バンガロール市にハイヤー事業、自動車整備、中古車販売を主業務とする合弁会社を設立する。

日系企業からの日本流ハイヤーサービスの要請とインド側の日本の自動車整備技術の強い導入希望を受け、現地法人と合弁会社を設立するもの。バンガロール市では日本人が約1500人と急増しており、現地では車検制度や技術検定制度がないという。社名は「DAIICHIKOUTSU CARMAKE PRIVATE LIMITED」で、資本金は日本円で8000万円相当(4300万ルピー)。出資比率は同社75%と現地法人の「NIC GLOBAL GLOUP」25%。同社では日本国内で高齢化と人口減少が進むなか、将来の経営基盤強化のため海外での展開を進めており、海外展開は中国、ミャンマーに次ぎ3カ国目になる。

2017年8月16日発行