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イノシシ肉の販売を開始  マックスバリュ九州    3月21日


 イオングループで、九州内にスーパーマーケットを展開するマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、佐々木勉社長)は、3月から福岡県内の店舗でイノシシ肉の販売をスタートした。
 福岡県が県内で捕獲された天然イノシシやシカを食用として活用し、地域の特産品・観光資源とすることで、地域の活性化につなげていることに賛同したもの。取扱商品は、肩スライス(冷凍、200グラム本体価格698円)、ももスライス(同)、ばらスライス(冷凍、200グラム本体価格798円)、肩ローススライス(冷凍、200グラム本体価格980円)の4種。マックスバリュ黒崎店、直方新入店、くりえいと宗像店、筥崎宮前店、那珂川店の5店舗で販売している。
 イノシシ肉は高タンパク質、低脂肪、低カロリー、ビタミン・コラーゲンも豊富で生活習慣病の予防にもつながるといわれているが、現在、福岡県内では年間にイノシシ2万頭前後、シカ9000頭前後が捕獲、そのほとんどが有害鳥獣として廃棄処分されているため食肉として扱われているのはごくわずかの量だという。