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イオンモール幕張新都心にドーナツ店 ROOTH


週刊経済2023年8月29日発行号

新業態で関東初出店

ドーナツ店「ROOTH」運営のROOTH㈱(福岡市中央区大名1丁目、後藤倫社長)は8月10日、イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)に新業態となる子ども向けドーナツ店をオープンした。関東初出店で6店舗目。
関東での出店を狙っていたところイオン㈱(同所、吉田昭夫社長)からの声掛けで実現したもの。店舗名は「ROOTH the bambino」。場所は同施設2階のFAMILY MALL内。店舗面積約60㎡、スタッフ数9人。直径4~5㎝のドーナツや季節限定メニュー約30種を単品150円~で販売するのに加え、子供の創造力などの向上を狙い、プレーンドーナツを900円で2個購入し、マシュマロ、ポップコーンなど10種のトッピングや、イチゴなど7種のソースでオリジナルのドーナツを作る子ども向けのトッピングコースを初めて取り入れた。席も大人用2人掛けが6テーブル、ベンチ4人掛けのほか、子ども用の4人掛けも3テーブル設けた。年間売上目標は1億1千万円。後藤社長は「色々な世代に愛されることでドーナツを文化として定着させるのが当社の目標。同時に、子どもの創造力や主体性などを養える場にし、ドーナツの新しい価値を提供したい」と話している。
後藤社長は福岡市出身。1972年12月28日生まれの50歳。九州観光専門学校卒。趣味は歴史探究。
同社は2018年8月設立。資本金300万円。従業員数45人。22年9月期売上高は2億円。福岡県、佐賀県でドーナツ店「ROOTH」を5店舗運営している。