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アーティストの成長支援する教育プログラム 東京のCCC


週刊経済2023年5月30日発行号

来年2月まで、全8回で構成

蔦屋事業など展開のカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(略称CCC、東京都渋谷区南平台町、髙橋誉則社長)は6月10日から、アーティストの成長を支援する教育プログラムを開講する。来年2月まで。
同社が福岡市の委託を受けて運営している現代アートを中心としたアーティストの成長・交流拠点施設「アーティストカフェフクオカ」(福岡市中央区城内)での成長支援の一環として、現代アートの基礎となる情報を実践的に学べるプログラムとして初めて提供する。同施設では、これまでにアーティストからの相談受付や企業とのマッチング、交流会やワークショップを展開。今回のプログラムでさらなるスキルアップや交流創出、海外進出も視野に入れたアーティストを育成する。文化研究者や彫刻家・評論家、税理士、美術大学教授など専門家を招き、現代アートの歴史や位置づけ、アーティストの姿勢や心構え、自身のマーケティング方法、税務知識など幅広い内容で構成している。受講料は無料で全8回。現地・オンラインでの受講が可能。
同社は2015年4月設立。資本金125億4700万円。