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アリタサービスに協調融資を実施 日本公庫北九州支店


週刊経済2021年9月14日発行

西日本シティ銀と連携

㈱日本政策金融公庫北九州支店(北九州市小倉北区鍛治町1丁目、福永誠支店長)中小企業事業は8月31日、㈱西日本シティ銀行と協調し、廃棄物処理、飼料製造、貨物運送業の㈲アリタサービス(同市八幡西区下畑町、有田康宏社長)に協調融資を行ったことを明らかにした。

同社は1980年に廃品回収業者として創業後、廃棄物収集運搬分野および廃プラスチックリサイクル分野へと事業を拡大。今回、八女市に食品リサイクル施設を取得することから協調融資を受けたもの。なお、融資額は非公表。同施設では近隣の食品工場で発生する食品残さ(パンくず、菓子など)を原料に、畜産用配合飼料「エコフィールド」を生産する計画という。同社では「今回の設備投資を通じて、食品廃棄物の再生利用の促進、飼料自給率の向上に取り組み、持続可能な開発目標の推進に貢献していきたい」と話している。

同社の資本金は1千万円、従業員数は37人。2020年9月期の売上高は4億3050万円。