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アビスパとのコラボ自転車60台を導入 neuet


週刊経済2023年10月17日発行号

10月上旬めどに

シェアサイクル「チャリチャリ」運営のneuet㈱(福岡市中央区長浜1丁目、家本賢太郎社長)は9月28日、大名ガーデンシティ・テラスで事業進捗発表会を実施した。
同社は地域に根ざした貢献を目的に4月からアビスパ福岡㈱(同市東区香椎浜ふ頭1丁目、古屋卓哉社長)との連携を進めていた。今回、シャレンパートナーシップの取り組みを強化するとして、ドレスガード部分に監督、所属選手合わせて30人の顔写真とサインが入ったオリジナル車体を発表した。現在市内にある約4千台の自転車に加えて、60台のコラボ自転車が10月上旬をめどに導入される予定。
記者発表会にはアビスパ福岡の川森敬史会長と田邉草民選手が登壇し、「市内のさまざまな場所でアビスパに触れる機会ができ嬉しい」、「応援している選手の車体を見つけてほしい」などと話した。
動産信託商品による資金調達を実施
また、同社は電動アシスト自転車を信託財産として投資家である三菱UFJ信託銀行㈱(東京都千代田、長島巌社長)から資金調達を実施した。シェアサイクル用の電動アシスト自転車を裏付けとする動産信託商品によって資金調達を実施したのは国内で初めて。
三菱UFJ信託銀行㈱の小林泰文福岡支店長は「GPSやメンテナンスにより自転車の場所や状態を常に把握できるシステムがあったことが実現につながった」と話し、今後はこの手法を投資家や法人に拡大することで、循環型社会の形成に貢献したいとしている。