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アニメCGコンテスト3部門作品を募集 プロジェクトスタジオQ


来年4月下旬発表

アニメ・CG制作の㈱プロジェクトスタジオQ(福岡市博多区博多駅南1丁目、太田豊紀社長)は、12月1日から来年3月末にかけて同社主催アニメCGコンテストを対象とした作品を募集する。

九州でアニメ・CG業界を志望する人材、または従事する若手人材を集め、実務レベルの作業工程を通じて同業界で活躍する人材を育成・輩出するのが狙い。募集部門は3Dグラフィックなどを用いて立体画を作成するモデリング部門「高校生の部」と「一般の部」、「アニメーション部門(一般の部)」の3部門。応募資格は、「モデリング高校生の部」が全学年の生徒および部活、サークル、同好会などで制作されたプロジェクトなどが対象となり、「同一般の部」と「アニメーション部門」は大学生、専門学校生、高等専門学校生を含むプロ・アマチュアを対象とする。

作品課題はモデリング部門が設定に準じたキャラクターまたはメカを用いた表紙絵1枚など。アニメーション部門は男女のバトルシーンを15秒以内で表現する。募集期間は来年3月31日までで、4月上旬の1次審査、最終審査を経て4月下旬に結果発表を行う。なお、受賞者はグランプリが1人(各部門)、準グランプリ3人(同)、入選5人(同)となる。一般の部のグランプリ賞金は10万円、準グランプリは5万円。同社では「各クリエーターのさらなる才能の飛躍、アニメCG業界の新たな可能性につながるようなコンテストを目指していきたい」と話している。

同社は2017年7月、学校法人麻生塾(福岡市博多区博多駅南1丁目、麻生健理事長)と㈱カラー(東京都、庵野秀明社長)、㈱ドワンゴ(同、荒木隆司社長)3社共同出資で設立。資本金は1500万円。

2017年12月19日発行