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アドバイザリーボード設置へ、隈研吾氏ら10人 北九州市


週刊経済2023年7月19日発行号

市長人脈で鎌田實氏、宮田裕明氏ら

北九州市の武内和久市長は、市政のアドバイザーとなる外部有識者「市政アドバイザリーボード」を新たに設置し、隈研吾氏ら10人を任命することを明らかにした。任命は7月以降。
2月に就任した武内市長は、未来産業の活性化やバックアップ機能誘致などの戦略を掲げ、「100万人都市」への再生を目指している。今回のアドバイザリーボード設置は、地元の視点に留まらず、オールジャパン、または世界で活躍する有識者の視点で、施策のブラッシュアップを図りたいという市長の意向で進めた。有識者の選定では武内市長の人脈等をフル活用したとされ、建築家の隈研吾氏、医師で作家の鎌田實氏、慶応義塾大学教授の宮田裕明氏など、テレビ・ラジオ等で活躍する著名人が名を連ね、その他経営者、元官僚、公衆衛生学者など10人を任命する。
武内市長は本誌取材で「日本のオピニオンリーダーとして活躍されている有識者が、北九州市のポテンシャルをどのように評価し、どういった成長に向けたアイデアを提案してくれるのか、今から非常に楽しみ」と話している。