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アスベスト含有建材調査講習会 県環境保全課


週刊経済2022年7月5日発行

VRを活用

福岡県環境保全課は、VR技術を活用したアスベスト含有建材調査の講習会を県内4会場で7~8月に計7回開催する。
昨年4月から石綿(アスベスト)飛散防止対策が強化されたことを踏まえ、以前より県では建築物中の石綿含有建築の有無を調べる人材を育成するため、VR技術を活用した研修コンテンツを作成し、開催している。講習会では、改正法により規制が強化される石綿(アスベスト)調査を基礎から説明し、VR空間での石綿(アスベスト)事前調査の疑似体験を実施、資格取得を支援する。昨年度はキャンセル待ちが出るなど受講希望者が多かったため、今年度は開催回数を増やし、7月から8月に北九州会場、飯塚会場、久留米会場、福岡会場で計7回開催する。北九州会場(小倉総合庁舎)は7月11、12日、飯塚会場(飯塚総合庁舎)は7月26日、久留米会場(久留米総合庁舎)は7月27日、福岡会場(福岡西総合庁舎)は8月1、2、3日に実施。参加人数は各会場15人まで。担当者は「事前調査の実技講習は、関東圏・関西圏で年に数回しか開催されていない。改正法により規制が強化される事前調査を、講習会で基礎から詳しく説明していく」と話している。