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アジア貢献賞、アジアKids大賞に6団体  西日本国際財団    記念特別賞にタイ支援の谷口夫妻


 財団法人西日本国際財団(福岡市博多区博多駅前1丁目、理事長・新藤恒男西日本シティ銀行特別顧問)は3月6日、第10回「西日本国際財団アジア貢献賞」と第4回「アジアKids大賞」、そして「アジア貢献賞10周年記念特別賞」の表彰式をホテル日航福岡で開催した。
 アジア貢献賞は、バングラデシュの僻地の村で学校建設などの教育と保健医療活動に尽力する「バングラデシュと手をつなぐ会」(福岡市、二ノ坂保喜代表)▽外国人の居住割合が多い地域にて学校、保護者が協力し、外国人家庭との交流・相互理解に取り組む「福岡市立香椎浜小学校PTA・フレンズ委員会」(同、谷口朋子代表)と「香椎浜小学校親子日本語教室・よるとも会」(同、古賀美津子代表)▽タイのスラム地区の子どもたちの教育資金援助や教育里親活動を続ける「くるんて~ぷの会」(同、原田君子代表)が受賞した。また、小・中学校や地域子ども団体を対象とするアジアKids大賞は産山村立産山中学校(熊本県、笹原照明校長)と「チャンチャン劇団」(北九州市、神田美栄子代表)が受賞。10周年記念特別賞には、第1回受賞者で、タイで25年間にわたり農業技術指導や農村青少年教育に余生を捧げる谷口巳三郎氏と、その妻で国内において募金活動などで谷口氏の活動を支えるとともに、自らもタイ支援の輪を広げる活動に取り組む恭子さんが選ばれた。