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アグリ事業の再編で東京都に農業肥料販売の子会社統合 北九州の新ケミカル商事
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週刊経済2024年5月15日発行号
社名は「NCTアグリ株式会社」
建材、化学品、樹脂などの専門商社の新ケミカル商事㈱(北九州市小倉北区京町3丁目、油嶋武晴社長)は4月1日、東京都千代田区に農業肥料販売の子会社を設立した。
アグリ事業セグメントを再編する一環で、子会社である農業肥料、飼料販売のみらいアグリ㈱(福岡市博多区祇園町、衛藤雅俊社長)と有機肥料、土壌改良材の製造、販売の昭光通商アグリ㈱(東京都千代田区、長谷川恵章社長)を統合した。これまでアグリ事業部門は鉄を作る際に出る副生品「硫安(窒素肥料)」を、JA全農を通じて全国の農家に販売しており、新会社では従来のアミノ酸系肥料や特殊硫黄系肥料の販売に加え、スラグや汚泥などの未利用資源を肥料化する開発にも取り組む。社名は「NCTアグリ株式会社」。場所は、新ケミカル商事の東京本社である秋葉原駅西側のオフィスビル「秋葉原ダイビル」11階に構える。資本金は5千万円で、決算期は3月末。従業員数は30人(役員除く)。社長には昭光通商アグリ社長の長谷川恵章氏が就任した。
新会社の役員は以下の通り。
▼社長 長谷川恵章▼取締役 衛藤雅俊、大谷真平、犬塚弘二、里哲也▼監査役 小新伸行