アクシスに１６６０万円の株式投資　大阪中小企業投資育成

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初投資

投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成㈱（大阪市北区中之島３丁目、齋藤浩社長）は９月２４日、医薬品卸売、薬局運営の㈱アクシス（北九州市戸畑区三六町、芳野直人社長）に１６６０万円の株式投資を実施した。初の投資。
アクシスは１９５５年創業、２０００年７月設立。資本金１億円。２０年３月期売上高は１０８億円。一般用、医療用医薬品の卸売業者で、薬局の直営店も２５店舗手掛けている。卸売事業は、ボランタリーチェーンの本部機能を担っており、母体企業の㈿くすりの九友会の組合員および加盟店に販売。薬局事業は、主に宮崎、島根、大阪で店舗展開している。今後は、組合員および加盟店の収益と利便性向上のため、医薬品卸売と薬局の事業拡大を目指す。
大阪中小企業投資育成は１９６３年１１月設立、資本金６８億２２００万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の２４府県を営業エリアとしており、九州支社（福岡市中央区天神１丁目、中村英昭支社長）は９２年４月に九州事務所として開設、０６年、支社に昇格した。

2020年10月27日発行