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アキラ水産に2850万円の株式投資  大阪中小企業投資育成    初投資


 投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成株式会社(大阪市北区中之島3丁目、齋藤浩社長)は12月26日、生鮮魚介卸売の株式会社アキラ水産(福岡市中央区長浜3丁目、安部泰宏社長)に2850万円の新規株式投資を実施した。
 アキラ水産は1918年創業、69年3月設立。資本金4850万円。従業員38人。2016年3月期売上高は56億円。福岡市中央卸売市場鮮魚市場内トップの生鮮魚介仲卸業者として、福岡市および近郊のスーパー・量販店、ホテル、レストラン、飲食店などへ幅広く販路を構築している。同社を含め6社でアキラグループを構築しており、九州のみならず、関西・関東から幅広い魚種を仕入れ、昨年9月にHACCP対応の加工工場を開設するなど取引先の多種多様なニーズにこたえている。
 大阪中小企業投資育成は1963年11月設立、資本金68億2200万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の24府県を営業エリアとしており、九州支社(福岡市中央区天神1丁目、山本昌範支社長)は92年4月に九州事務所として開設、06年、支社に昇格した。