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アウトプット型など複数の学習プログラム開始 全教研
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週刊経済2022年4月5日発行
キャリア教育や循環型経済を学ぶ場も
学習塾運営の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、堀口宏吉社長)は4月の新年度から、小中学生を対象とした複数の学習プログラムを開講する。
一つ目は「デザインシンキング」。アウトプット型学習として、答えのない問いに対し、デザイナー的アプローチで解決策を見出す思考法「デザイン思考」や、既存の問いに捉われず自分の関心や感情から新たな課題を見つけていく思考法「アート思考」を活用し、前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決法を導き出す能力を育む。
またキャリア教育の一環として、社会の第一線で活躍する大人との対話を通じて子供たちの興味・関心と就労意識の気付きを促す場を設けるほか、契約農地を活用した「サーキュラーエコノミー」(循環型経済)について学ぶ機会も設ける。すべて年に3、4回のイベント形式での開催を予定。堀口社長は「学ぶことの価値観が変化している今、『学び続けることの大切さ』を重点に、様々な教育の場を提供することで、社会問題への適応力を養いつつ、子供たちの将来の可能性を広げるサポートをしたい」と話している。