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アイランドシティ進出の温浴施設が着工  愛知県のナカシロ    来年8月開業予定


 建設・不動産業の株式会社ナカシロ(名古屋市守山区、徳永宏志社長)は10月8日、福岡市東区香椎照葉のアイランドシティ(人工島)に出店する温浴施設「照葉スパリゾート(仮称)」の工事に着工した。来年8月の開業を目指す。
 約17億円で博多港開発株式会社から取得した敷地面積1万4650平方mに、4階建てで、延べ床面積6208平方mの温浴施設を建設する。同施設は九州最大級、24時間営業の温浴施設となる。
 同施設内には、大浴場や家族風呂のほか、岩盤浴を9カ所設置する。そのほか、宿泊施設や休憩所、自習室、2万5000冊ある漫画コーナー、カラオケ、ゲームコーナーなどの娯楽施設や、飲食店なども併設する。年間目標来場者数は約70万人。同社温浴部の徳永昌人部長は「当社が建設する温浴施設が、アイランドシティ全体の開発、発展の起爆剤となれば」と話している。
 同社は1974年3月設立、資本金6465万円、従業員は約270人。温浴施設「楽の湯」を愛知県内で3店舗、福岡県内で1店舗運営している。県内には07年9月、北九州市門司区に「楽の湯もじ」をオープンしている。13年6月期の売上高は49億6900万円。