NEWS

アイランドシティ用地を分譲公募 福岡市


週刊経済2022年6月28日発行

申込期間は7月19日から1週間

福岡市は、アイランドシティ(人工島)の港湾関連用地を分譲公募する。申込期間は7月19日から25日までの1週間。
場所はアイランドシティ「みなとづくりエリア」(同市東区みなと香椎3丁目)内、福岡市中央卸売市場青果市場(ベジフルスタジアム)の西側最奥。今年4月に公募したB区画(4万1569㎡)のうち溝江建設㈱が購入する用地(15千㎡)を除いた西側部分で、分譲面積は2万6569㎡。用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率は300%。公募対象者は物流関連事業者(港湾運送業、道路運送業、倉庫業、通関業など)および物流関連事業者に施設を提供する不動産関連事業者など。8月中旬ごろまでに分譲予定者を決定する。
アイランドシティは、博多港全体の国際海上コンテナ貨物の約6割強を取り扱っており、6万トン級の大型コンテナ船が接岸できる岸壁や最新鋭のコンテナターミナルを整備している。昨年3月には福岡高速6号線・臨港道路アイランドシティ3号線の開通によって都市高速道路と直結されるなど競争力もさらにアップした。