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アイランドシティの物流センターが稼働 イトキュー
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野菜、果物の輸送強化
花きや一般貨物輸送の株式会社イトキュー(糸島氏多久、中原昌臣社長)は4月1日から、福岡市東区みなと香椎3丁目のアイランドシティ港湾関連用地内で野菜と果物のみを取り扱う低温物流施設「イトキューI・C物流センター」を稼働した。
場所はベジフルスタジアム南西。1階は大型トラックのホームや仕分けなどを行う作業スペース、2階は冷蔵倉庫の2階建てで、延べ床面積は約5600平方m。エレベーター一基、垂直搬送機を二基設置した。近接の青果市場への卸業務や貨物の一時保管、在庫管理を行うほか、博多港湾へのアクセスが図りやすいことから、九州農産物の海外輸出も視野にいれている。同センターは昨年8月に建設を開始、予定通り今春の稼働を実行した。土地の購入を含む投資額は約13億円。稼働開始から1~2年で1億5000~6000万円の利益創出を狙う。
同社は1981年9月設立。資本金は1000万円。従業員は120人。昨秋、旅行事業部と観光バス事業部を新設するなど、事業多角化を図っている。
2017年5月16日発行